大人がりんご病に感染したらどうなるの?



・・・って気になりますよね?


りんご病は、皆様もご存知のとおり、『子供の感染症』として知られています。

周期的な流行はみられませんが、春から初夏にかけて幼児や児童に好発しています。


ただ、子供の感染症はなにも子供だけが感染する病気と言うわけではなく、大人も感染する可能性があるんです。

りんご病他、手足口病など、『子供の感染症』といわれている病気は、子供が感染すると大半が軽症で済んでいます。

ところが、大人が感染すると重症化することが多々あります。


大人の感染者は、小さなお子様をもつ20~30歳代の若い人が特に多いようです。

子供が感染すると、お世話をしているお母さんも、どうしても感染してしまう可能性が高くなってしまいますね。


そこで今回は、大人がリンゴ病に感染したときの症状や治療についてご紹介します。

是非参考にしてくださいね。

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りんご病の原因と症状は?

りんご病は、『ヒトパルボウイルスB19型』といウイルスに感染することで発症します。

このウイルスは、インフルエンザウイルスなどとは違って、感染力がそれほど強くありません。


りんご病は、発症すると両頬がりんごのように赤くなる病気です。

感染しても、『紅斑以外に症状がない』ことが多い軽症の疾患です。


まず、子供が感染した場合の症状を簡単にご紹介しましょう。

【りんご病の症状】子供の場合

はじめに、両頬に紅斑が現れて、頬一面が赤くなります。

頬に紅斑が現れた次の日くらいに、手や足、肩、お尻などの部位にも紅斑が拡がります。

紅斑と紅斑が次々とくっついて、レース様、網目状の紅斑になります。

これらの紅斑は、軽度のかゆみやほてりを伴うことが多いですが、10~14日の間には消失し、その後完治します。

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【りんご病の症状】大人の場合

大人がリンゴ病に感染すると、子供とは比べ物にならないほど症状が重く現れることが多いようです。

そのため、大人の場合は軽い感染症と油断できません。


では、順を追って、大人が感染したときの症状をご紹介しましょう。

【大人のりんご病】初期症状

咳や軽い発熱など、風邪のひき始めのような症状が現れることがあるようです。

しかし、大半は初期症状はなく、突然に発症します。

【大人のりんご病】顔がほてる

子供のように、両頬が真っ赤になることは少ないようです。

何となく、頬のあたりが熱っぽい感じがする程度です。

【大人のりんご病】紅斑が拡がる

頬のほてりから1~2日経つと、腕や太もものあたりに小さな紅斑が現れます。

紅斑と紅斑はくっつき合って、レース様、網目状になっていきます。

【大人のりんご病】関節痛・むくみ

紅斑が現れ始めると、手首や手指、腰や膝などにむくみが生じ、強く痛みます。

大人が感染したときには、かなり強い関節痛が現れることが多いようです。

むくみと痛みによって、手指が曲げにくくなったり、歩行が困難になったり、眠ることさえ妨げられることもあります。

【大人のりんご病】かゆみ

関節痛と同様、紅斑が現れると、寒気がするようなかゆみを生じることがあります。

大人の場合、このかゆみがひどくなる場合があります。

無理をせず、病院で薬を出してもらいましょう。

【大人のりんご病】発熱

大人の場合、38℃以上の高熱がでることがあります。

ただし、たいていの場合は2~3日で下がります。

稀に3日以上の高熱が続く場合がありますので、その場合は病院で受診しましょう。

【大人のりんご病】全身倦怠感

からだをもてあますほどだるくなります。

だるさは1週間ほど続きます。

【大人のりんご病】その他のりんご病の症状

その他、頭痛や嘔吐、めまいの症状が現れることがあります。

一般的には、これらの症状はそれほど重症化しません。

もし激しい頭痛や嘔吐を感じたら、他の病気の可能性もありますので、速やかに病院で受診しましょう。

【大人のりんご病】りんご病の症状が治まる時期は?

一般的に、紅斑や関節痛は1週間ほどで自然治癒します。

しかし、消失したはずの紅斑がまた現れたり、関節に再び痛みが生じるなど、症状がぶり返しながら治癒に向かうことがあります。

この場合は、治癒までに3~4週間かかります。


【大人のりんご病】病院で処方される治療薬は?



りんご病に効果的な薬はないので、病院では対症療法がおこなわれます。

大人がリンゴ病に感染すると、子供と違って関節痛やかゆみなどが顕著に現れるようです。

関節の痛みは、歩けなくなるくらい強いので、そのようなときには我慢をせずに、病院でお薬を処方してもらうことがお勧めです。

では、症状別に処方される代表的なお薬をあげていきましょう。

りんご病の処方薬【かゆみ】

『かゆみ』には、抗ヒスタミン薬が処方されます。

抗ヒスタミン薬は、かゆみや湿疹を抑制する作用があります。

・レスタミンコーワクリーム(外用)


軟膏を塗ったところのみ作用するので、副作用はほとんどありません。

・アレロックOD(内服)

眠気や全身倦怠感、口渇などの副作用が現れることがあります。

処方薬【関節痛・発熱】

アセトアミノフェンのお薬が処方されます。

アセトアミノフェンは、痛みを緩和したり、熱を下げる作用があります。

・カロナール錠(内服)

主に解熱鎮痛剤として使用します。

稀にですが、吐き気や嘔吐、食欲不振、過敏症状が副作用として現れることがあります。

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最後に・・・

いかがでしたか?

今回は、大人がりんご病に感染してしまった場合の症状や治療薬についてご紹介しました。


『子供の感染症』といわれている病気は、子供にとっては軽症の病気でも、大人にとっては侮れない疾患ですね。

少なくとも1週間は、かゆみや痛みの症状に耐える日々が続きます。

病院に出向くことさえ苦になるほどの倦怠感に襲われますが、初期のうちに受診することがお勧めです。


そして、何よりリンゴ病の感染を防ぎたいのは、大人の中でも妊婦さんです。

妊婦さんが感染すると、胎児へ相当大きな影響を及ぼしてしまいます。

りんご病にはワクチンがないので、手洗いやマスクの着用など、意識をもって予防対策をおこないましょう。


最後までありがとうございました。

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