スポンサードリンク

大人になってからおたふく風邪に感染すると合併症などで重症化しやすい!

よくこんなことを聞きますよね?

頭痛女子


耳下腺が腫れて痛いのがおたふく風邪!と思われている人も少なくありません。

しかし、大人の場合、本当に注意しなければならないのがおたふく風邪の合併症なのです。


「あれ?そういえばおたふく風邪になったことあったっけ?」

「予防接種ってうけたことあったっけ?」

と言う大人の人は、特に注意が必要です。


今回は、大人がおたふく風邪に感染した場合の合併症のリスクについてご紹介します。

ネットで公開されている情報をまとめましたので、是非参考にしてください。

スポンサードリンク


大人はおたふく風邪の合併症に注意!子供と比較して重症化する傾向が!

おたふく風邪は、耳下腺が大きく腫れて、痛みや発熱を伴うウイルス性疾患です。

昨今では、おたふく風邪ワクチンを接種する人が多くなりましたが、まだまだ任意の段階で、毎年流行していますね。


子供の病気と思われているおたふく風邪。

しかし、大人でもおたふく風邪に子供の頃に感染した経験のない人は要注意!なんです。


実際、大人の場合は子供に比べて症状が長引いたり、合併症が起こる確率が高くなります。

おたふく風邪かも?と感じたら、早めの受診で重症化を防ぎましょう。


今回は、そんな大人のおたふく風邪の合併症や後遺症について説明したいと思います。

スポンサードリンク


大人がおたふく風邪に感染した場合の代表的な合併症は?

頭痛男子


大人がおたふく風邪に感染した場合、注意すべき代表的な合併症といえば、

  • 無菌性髄膜炎
  • 精巣炎
  • 卵巣炎

  • の3疾患があげられます。


    それでは、それぞれの疾患について詳しく見ていきましょう。


    【大人の合併症①】無菌性髄膜炎

    おたふく風邪の合併症の中で最も多いのが、無菌性髄膜炎です。

    無菌性髄膜炎は大人でも子供でも、おたふく風邪に感染した場合は注意が必要です。


    無菌性髄膜炎とは、ウイルスなどによって、脳を取り巻く脳膜に炎症がみられる病気です。

    発症率は、子供より大人の方が多いといわれています。

    たいていの場合、耳下腺が腫れてから3~10日後に発症しますが、全体の約半数が4日以内に発病しています。


    無菌性髄膜炎の主な症状は?
    無菌性髄膜炎の主な症状としては、

  • 発熱
  • 頭痛
  • 嘔吐

  • の3つがあげられます。

    熱は40℃前後の高熱で、数日間続くことがあります。

    稀に、けいれんや昏睡などの意識障害を引き起こす場合もあります。


    無菌性髄膜炎の治療や後遺症は?
    無菌性髄膜炎には、安静が必須です。

    症状が激しいときには入院が必要となりますが、ウイルスに対する特効薬がないため、対症療法で症状を緩和します。


    無菌性髄膜炎では、ほとんどの場合1~2週間で回復します。

    ムンプスウイルスによる髄膜炎は、たいていの場合予後は良好で、合併症や後遺症の心配はないといわれています。



    【大人の合併症②】急性精巣炎

    おたふく風邪に男性が感染した場合の合併症としては、急性精巣炎があります。

    急性精巣炎は、精巣に炎症が起こる病気です。

    おたふく風邪に感染した思春期以降の男性の20~30%の人が急性精巣炎を合併しています。

    耳下腺が腫脹し始めてから4~10日くらいの間に発症します。


    急性精巣炎の主な症状は?
    急性精巣炎のの主な症状としては、

  • 発熱
  • 精巣の腫れと痛み
  • 陰嚢の発赤
  • 倦怠感

  • の4つの症状があげられます。

    特に精巣の腫れと痛みが特徴で、精巣は5倍くらいの大きさに腫れあがり、ズキズキとした痛みが伴います。


    急性精巣炎の治療や後遺症は?男性不妊症になる?
    急性精巣炎の治療では、安静にして陰嚢(いんのう)を冷却します。

    痛みや発熱がひどい場合には、鎮痛剤や解熱剤などを用いて症状を緩和します。

    これらの症状は数日前後続きます。


    気になる後遺症ですが、急性精巣炎を合併したすべての人が不妊になるわけではありません。

    炎症は片側の精巣だけに起こることが多いので、万一ダメージを受けても、もう片方の精巣は機能するので生殖能力は失われません。


    ところが、両方の精巣に激しい炎症が起きたり、症状が長引くと、精子の元となる細胞が死滅し、男性不妊症になってしまいます。

    そのため、症状があった場合は放置せずに早めの受診が必要となります。


    【大人の合併症③】卵巣炎

    おたふく風邪に女性が感染した場合の合併症としては卵巣炎があります。

    卵巣炎は、卵巣に炎症が起こる病気をいいます。

    たいていの場合、卵管も同時に炎症を起こします。

    おたふく風邪に感染した思春期以降の女性の約7%の人が卵巣炎を合併しています。


    卵巣炎の主な症状は?
    卵巣炎の主な症状としては、

  • 下腹部痛
  • 発熱
  • 嘔吐
  • 不正出血
  • おりものの量が増加

  • の5つの症状があげられます。

    卵巣炎では、下腹部に強い痛みを感じ、その後38℃以上、ときには40℃近い高熱がでます。

    炎症が進行すると、嘔吐不正出血おりものの量が増加するなどの症状が現れます。

    これらの症状は数日にわたって続きますが、卵巣の炎症が弱まり始めると、症状も緩和していきます。


    卵巣炎の治療や後遺症は?不妊症になる?
    卵巣炎の場合、抗生剤や消炎剤などで治療をおこないます。

    軽症の場合は、薬によって完治することが可能です。


    気になる不妊症ですが、卵巣炎は、急性精巣炎と同様、卵巣の炎症は片側だけに起こることが多いです。

    そのため、片側の卵巣がダメージを受けたとしても、もう片方は正常に機能するので、妊娠は可能です。


    ところが、卵巣炎の場合、卵巣の炎症が弱まり始めると症状も緩和されていきます。

    そのため、もう大丈夫かな?と自己判断してしまって医療機関で治療を受けず、放置してしまうことが多いようです。


    しかし、放置していると卵巣炎が慢性化してしまいます。

    すると、卵管が細くなって通過障害を起こすなど機能障害が起こり、不妊の要因をつくってしまいます。


    不妊にならないためにも、早期発見・早期治療が必須です。

    そして、症状が治まった後も、2週間くらいは安静にし、炎症を完治させることが大切です。


    無菌性髄膜炎、急性精巣炎、卵巣炎以外にどんな合併症がある?

    おでこ熱女性


    大人がおたふく風邪に感染した場合、無菌性髄膜炎急性精巣炎卵巣炎以外にも注意すべき合併症があります。

    上記の3疾患以外では、

  • 難聴
  • 脳炎
  • 心筋炎
  • 膵炎

  • などの合併症を引き起こすことがあります。

    いずれも低い確率で発症しますが、ここでは各合併症についても特徴や症状について簡単に紹介いたします。


    【大人の合併症④】ムンプス難聴

    ムンプス難聴は、ムンプスウイルスが内耳に感染し、音を感じ取る神経が破壊されて起こる疾患です。

    耳下腺が腫れだして3~7日頃に、耳鳴りや眩暈、嘔吐などの症状とともに、耳が聞こえなくなります。


    ムンプス難聴の発症率は、1000人に1人の割合です。

    ほとんどの場合、片耳だけに起こるので、日常生活には支障をきたしません。


    しかし、難治性のため、残念ながら一度失った聴力を回復させることはほとんど期待できません。

    耳が聞こえずらい、痛みやめまいなどの症状がある場合は、早急に病院で診察を受けましょう。


    【大人の合併症⑤】脳炎

    髄膜に炎症が起こると髄膜炎を発症しますが、脳炎は、髄膜に伴って脳にも炎症を起こしている状態です。

    脳炎は、髄膜炎に合併して起こることが多いです。


    発症率は、5000人に1人と非常に低い確率ですが、発症すると項部(うなじ部分)硬直し、意識障害や痙攣などが起こります。

    予後は比較的よいといわれていますが、稀に顔面神経麻痺などの後遺症が残る場合があります。


    心筋炎

    心筋炎とは、心臓の筋に炎症が起こる病気です。

    耳下腺が腫れてから1週間ほど経過すると、突然に、胸痛や頻脈、呼吸困難が現れます。

    おたふく風邪から心筋炎を合併することは、極めて少ないといわれていますが、稀に突然死する危険性があるので要注意です。


    【大人の合併症⑥】膵炎(膵臓炎)

    膵臓に炎症が起こる病気を膵炎といいます。

    おたふく風邪から膵炎を発症する確率は低いですが、併発してしまうと上腹部の痛みや圧迫感、嘔吐、下痢などの症状が現れます。

    微熱が出ることもありますが、たいていの場合は重症化することがなく、1週間程度で完治します。

    スポンサードリンク


    さいごに・・・

    いかがでしたか?

    今回は、大人がおたふく風邪に感染した場合の合併症についてご紹介しました。


    精巣炎や卵巣炎、髄膜炎など、おたふく風邪が原因の合併症は怖いですね。

    おたふく風邪だから自然に治る!と侮っていたら、大変なことになるかもしれません。


    発症のリスクは低いものの、難聴などにも注意が必要です。

    ムンプス難聴などは、一生涯、後遺症として付き合っていかなくてはなりませんからね。


    そのようなことを予防するためにも、ワクチン接種がお勧めです。

    おたふく風邪に感染した経験があるかどうか、はっきりと覚えていない人は、抗体検査を受けてみましょう。


    最後までありがとうございました。

    スポンサードリンク